2023年度年間スケジュール発表!

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明石市立文化博物館の2023年度の年間スケジュールは以下のとおりです。
詳細はPDFをご覧ください。

・2023年4月1日(土)~5月14日(日) 会期中無休
 春季特別展「写真家が捉えた 昭和のこども」

・2023年5月24日(水)~7月2日(日) 月曜休館
 企画展「柿本人麿と明石ー歌・信仰・文化ー」

・2023年7月22日(土)~8月27日(日) 会期中無休
 夏季特別展「安野光雅美術館コレクション 安野先生のふしぎな学校」

・2023年9月9日(土)~10月15日(日) 月曜休館、但し9月18日、10月9日は開館
 企画展「明石藩の世界Ⅺー明石藩の懐事情-」

・2023年10月28日(土)~12月3日(日) 月曜休館
 企画展「発掘された明石の歴史展-明石の古窯とやきもの・瓦-」

・2023年12月16日(土)~2024年1月14日(日)月曜休館、但し1月8日(月・祝)は開館 12月29日(金)~1月3日(日)は年末年始休館 
 企画展 「古陶と絵画の名品-平井コレクションを中心にー」

・2024年1月27日(土)~3月17日(日) 月曜休館、但し2月12日(月)は開館
 企画展「くらしのうつりかわり展」

 2023年度年間スケジュールはコチラ.pdf

【総評】
誰がみても「明石だ!」といえるような場所でなくても、そして誰にとっても「日常」や「特別な日」ではなくても、
写真を撮ったその人にとって、明石らしい、そして大切な日常であり、特別な日の表現がありました。そうした写真
に対して、共感のコメントが寄せられました。それぞれの表現が多様であり、それぞれの個性に魅力を感じつつ、
投票の結果をふまえ、下記の通り賞を選考いたしました。

今回は、36名72点の作品が集まりました。投票数は、WEB42票、会場120票の合計162票となりました。投票用紙には、
「彩度が高すぎない所が好き」や「色鮮やかできれい」といった写真そのものへのコメントや、「めったに見られない
ドクターイエローと黄金色の稲穂が素敵」や「海の生き物が描かれた船が面白く」など写された対象物へのコメントが
多く見られました。

一方で、「見逃してしまいそうな、何気ない、魚のまち『明石』の風景」とか「これぞ春の明石を代表する風景!」と
いうコメントからは、観覧者の方が明石らしさとは何か、明石の魅力とは何かを考えた形跡が見られ、「明石の日常」
「明石の特別な日」という本写真展のテーマにそった作品であったと言えます。

【明石の日常賞】

0018 明石の夏.JPG

作品名:明石の夏 作者:YUKI

 明石の夏の風物詩といえば、干しダコであるというコメントが多く見られました。なかでも「明石(林崎)を離れて
30数年、現在75才。明石といえばやはり漁港の風景。それも干し蛸の風景は忘れられないものです。おじが蛸つぼ漁師
をしていたのでよけいに明石は蛸のイメージです」というコメントからは、その土地を離れた人の記憶を呼び起こした
ことがうかがえました。

 また自転車にのった二人連れに着目したコメントも多く寄せられました。遠景に動きのある、また若々しい人をもっ
てきたことによって、夏のさわやかな空気感がよく表れていると思います。



【明石の特別な日賞】

0020 市民のオアシス(しみんの オアシス).jpg

作品名:市民のオアシス 作者名:Dobby

 明石公園でお祭りがひらかれることについて、日常であるという評価と非日常であるという評価にわかれました。
市民にとっては、賑わいのある明石公園というのは日常的な光景なのかも知れません。一方で「早くこのような賑わ
いのある日常が戻ってきてほしい」「賑わいを取り戻した」というコメントからは、コロナ禍で催事を中止していた
明石公園が賑わいをみせていることに、安堵した気持ちをもったことが伝わってきました。

 大人にとっては久しぶりの公園の賑わいと、子どもたちにとっては夏の楽しい思い出となるのでしょうか。俯瞰で
とらえたこの写真から、人それぞれの思いが光のつぶとなって輝いているように感じられました。




【ぶんぱく奨励賞】
・該当なし

理由:選外にも良作が複数ありましたが、技術も表現力も高く、「奨励」には当たらないと判断しました。

2/11~12は 明石っ子造形展 中学校の部を開催しています。

終日、駐車場の混雑が予想されますので、ご来館予定のお客様は

公共交通機関をご利用いただきますようお願い申し上げます。

また、当館駐車場が満車時は近隣駐車場へのご案内となりますので、あらかじめご了承ください。

地図.jpg

2022bunkakouza.jpg

明石市立文化博物館では、2023年1月8日(日)から「令和4年度 文化講座」を開講します。

今年度は博物館の常設展示や企画展の内容と関連のあるテーマで講座やワークショップを行います。

1月8日(日)A 10:00~11:30 B 13:30~15:00(A・Bどちらかの時間をお選びいただきます) ワークショップ 和本づくり

1月15日(日)13:30~15:00 すてきな明石焼 明石のやきものの歴史

1月21日(土)13:30~15:00 明石の家紋

1月29日(日)13:30~15:00 絵手本の世界

・2月4日(土)13:30~15:00 明石の農業と農耕儀礼

・3月5日(日)13:30~15:00 ワークショップ 日光写真でトートバッグづくり!

【会 場】明石市立文化博物館 2階大会議室

お申込みはWebフォーム→ Googleフォーム申込み

もしくは、往復はがきで受け付けています。

詳細は下記のpdfをご覧ください。

    ↓

令和4年度 文化講座.pdf

魚住文化財収蔵庫で新しい展示が始まります

< 第2回 公開期間 >

2023年 1月11日(水曜日) ~ 2023年 2月18日(土曜日)

開館時間:午前9時00分 ~ 午後5時00分

休 館 日:日曜日、月曜日、祝日 

展示内容:明治時代から昭和30年代の春の種まき、夏の除草、秋の収穫、冬の翌年の準備と一年をとおした農作業と使用する用具を紹介します。

鍬や鋤、馬に曳かせた馬鋤、きれいに苗を植えるための田植え枠、水車、稲刈り機、収穫した米を選別する千石通し、唐箕を展示します。唐箕は実際に触って体験することもできます。

魚住町清水で今も伝わる、しめ縄づくり、オクワハン、虫送りや秋祭りの様子を写真パネルと祭礼に実際に使用した用具と衣装で紹介します。 

稲刈り後の稲を利用する「わら縄&しめ縄づくり」イベントも開催します。

■関連イベント 参加者募集

「わら縄づくり&しめ縄づくり」

日時:2023年 2月18日(土曜日) 午後1時 ~ 午後3時

場所:魚住文化財収蔵庫 JR魚住駅集合・解散 マイクロバスで会場へ移動します。

定員:10名 小学生以上対象。小学3年生以下は保護者の付き添いが必要です。

講師:清水村民俗行事世話人

申し込み方法:往復はがき または 申込みフォーム で申込。応募多数の場合は抽選します。

往復はがき往信面に「イベント名、参加者全員の氏名(付添も含む)、代表者の郵便番号・住所・電話番号、参加人数(1組2名まで)」、返信面にご自身の住所・氏名を記入し、〒673-0846 明石市上ノ丸2丁目13番1号 明石市立文化博物館 へお送りください。

締め切り:2023年 2月 3日(金曜日)必着

申込みフォーム https://forms.gle/2f4GpEwWWUvZRTTH9

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