企画展村上翔雲展―現代の書道の姿―2025年1月 4日~2025年1月26日
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美術や音楽、詩歌といった芸術は、時代毎に受け入れられる姿を模索され変化してきました。では、現代の書道とはどのような姿をしているのでしょうか。古典の学びを大切にしながらも、現代の書道の在り方〈現代詩書〉を問い続けた書家村上翔雲の作品展を開催します。 村上翔雲は1932年に広島県で生まれ、書家近藤摂南の教えのもと古典書道を学びながら、次第に書道のこれからの姿について考えるようになりました。 現代の人に理解されるような題材を、現代の人が読める文字と書体で表現した書こそが現代の書の在り方〈現代詩書〉であるとの考えに至った翔雲は、同年代の俳人詩人と組んで、彼らの作品を題材に制作をするようになります。46歳の時に明石へ移ってからは、明石を拠点として制作や後進の育成にも精力的に取り組みました。 現代の書である〈現代詩書〉には、いまを生きる私たちについ読んでみようと思わせる魅力があります。展覧会では、村上翔雲の書作品約70点と題材になった詩句の作家たちとの交流の一端を紹介します。是非、会場にて翔雲の残した現代の書の在り方をご覧ください。
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関連イベント
展示解説 *申し込み不要
日時:1月19日(日) 13:30~(40分程度)
講師:六車明峰(名筆研究会)
場所:当館2階ギャラリー
ギャラリートーク *申し込み不要
日時:1月4日(土)10:30~、
1月18日(土)10:30~、13:30~(各回30分程度)
講師:当館学芸員
場所:当館2階ギャラリー
銅板をつかって拓本をとろう
特殊な筆で描き初めをしよう *申し込み不要(各回 先着30名)随時受付
日時:1月4日(土)、1月12日(日) 両日とも13:00~15:00
場所:当館2階大会議室
※手話通訳者の派遣ができます。希望の方は各イベント開催の2週間前までに電話もしくは当館HPの問合せフォームよりご連絡ください。
(直前のお申込の場合は対応できないことがあります。)