AKASHI PHOTO EXHIBITION「朝のひとこま」受賞作品発表

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 本年度の写真展は、みなさまがどのような朝を迎えているのか、多様な日常を紹介すべく、「朝」をテーマとした写真を募集したところ、41人・56点の応募がありました。
 朝焼けをはじめ朝の美しい景色をとらえた作品や植物の水やり・洗濯などの朝のルーティンをとらえた作品、新居で迎えた初めての朝など、撮影者が独自の視点で切り取った「朝」を、1月6日(土)~28日(日)の21日間、当館ギャラリーにて展示しました。
 来館者からは「朝しかできない、味わえないひとときですね。朝を迎えられたことを大事にしないとね」といった感想をいただき、朝を迎えられる日常のありがたさを感じていただけたように思います。
 今回も昨年度と同様、来館者およびWEBにて賞にふさわしい作品を投票していただいたところ、総じて87票の投票がありました。この投票をふまえつつ、次の作品を明石市立文化博物館賞に選定いたしました。



明石市立文化博物館賞 加藤 誠司「夏の朝」

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 昨年度の写真展「明石の日常、明石の特別な日」にて、タコを干している様子をとらえた作品が【明石の日常賞】に選ばれましたが、本年もたこ干しが多くの人の心をとらえたようです。
 「タコとおじいちゃんの組み合わせが絶妙」、「おじいさんが、たこ干しをする過程のさおをかついで運んでいる様子が印象的でした。この様な努力があるのだなぁとおもいました。たこ飯に感謝です」、「ほしだこをかつぐ方の表情、しぐさ、すべてがすてきでした。いかにも明石の朝って感じです」などというコメントが寄せられ、被写体のタコ干しをする姿が、明石らしさ再発見する契機になったようです。