文化博物館だより No.49

みなさん、こんにちは。
連続してNo.49をお届けします。

1.こんな手紙が届きました。〜 館所蔵資料を使った授業から 〜
博物館だよりNo.43で博物館所蔵資料の貸出しについて紹介しましたが、その時の加古川小学校2年生のこどもたちから次のような写真と手紙が届きました。

▲ みの・かさ・わらぐつ ▲ 米俵とみそだる
▲ 囲炉裏の枠のまわりで

「ぼくは、わらぐつをはだしではいてみたよ。するとじゃりじゃりして気もちよかったよ。」
「みのをきてもあったかくないとおもったけど、とてもあったかかったので、またきてみたいとおもいました。」
「わたしがみのをきたとき、みんなに、『にあってる』と言われたよ。かしてもらってよかったなぁと思ったよ。」
「みのやみそだるありがとう。いろりは思ったより小さかったです。みのをきてみたらおもかったです。」
担任の先生にお話をうかがうと、昔話に出てくるものについて、「実物」を子どもたちに見せたことで内容の理解が深まったとのことです。
単元は「むかし話のひろばに出かけよう!(読むこと)」、作品は「かさこじぞう」のお話です。みなさんも数十年前に読んだ記憶がありますよね。
「蓑(みの)も笠子(かさこ)も使っていたぞ!」という方がおられるかも知れません。
実物を目にし、触ったり着たりした子どもたちの体験が場面の様子についての想像を広げることに役立ったと思います。
読書の幅を広げ、本好きの子どもたちが育ってほしいものです。

2.ひこうきパン再演! 今回は本物のパンも‥‥‥
夏休みに上演した人形劇「ひこうきパン」(高濱直子原作)を再演します。
今回は本町のパン屋グロッケントルムさんの協力で本物の「ひこうきパン」を作っていただき、観覧された方に販売します。
試作を繰り返していただき、劇に登場するひこうきパンそっくりに仕上げていただきました。味も抜群です。
また、川崎町の「うさぎ文庫」さんもエプロンシアター、紙芝居、人形劇で参加されます。
広報あかしと新聞に掲載されたとたんに申し込みが殺到し、定員は申し込み開始と同時に即日いっぱいになってしましました。

▲ 練習中のひこうきパンとけんたくん ▲ さんびきのやぎのがらがらどん
(うさぎ文庫)から

日時 12月4日(土) 午後2時〜
場所 明石市立文化博物館 2階会議室
料金 博物館観覧料の他、パン代金100円必要
申し込み すいません終了しています。(当日のキャンセルがあるかも)

▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
明石市立文化博物館