文化博物館だより No.41
みなさん、こんにちは。
アテネオリンピックでの日本選手の活躍が毎日伝えられています。柔道や水泳などの競技では本当に若い選手ががんばっていますね。その中で昨日、41歳のおじさん選手がアーチェーリーで「銀メダル」を獲得しました。おじさんのがんばりは何だかうれしい感じがしませんか?
夏休みも残すところあと10日となりました。先生方は研修会、子どもたちは登校日と2学期への準備を進めています。今日は朝から錦城中学校の2年生が当館会議室を使って「学年登校日」に集まっています。「かんからさんしん」という沖縄戦を描いた映画を観て、2学期以降の平和学習への導入ということです。
▲ 映画のあと、先生の話
1.夏休みワークショップ 割りばし鉄砲とすりこぎとんぼ作り(8/22sun.14:00〜)
今週末には文博の夏休みワークショップ第五弾「割りばし鉄砲とすりこぎとんぼ作り」が開催されます。今回の「割りばし鉄砲とすりこぎとんぼ」は当館としても初めての内容です。ワークショップに興味のある先生方、いかがですか?授業づくりのアイデアが浮かぶかも知れませんよ。「お手玉作り」に続き、あかねが丘学園の方々にお手伝いいただきます。
▲ 棒でこするとクルクル回ります(うーむ、何で回るのかな?誰か教えてください。)
2.これまでの夏休みワークショップ
▲ 石器(お父さんと一緒に) | ▲ 拓本(実習生と一緒に) | ▲勾玉(明石城東ノ丸で) | ▲ 昔懐かしいビン入りラムネ売り(子どもたちと一緒に) |
夏休みの工作、課題作りを考えて参加された方も多いようですが、子どもたちに負けず、お父さんお母さんたちが必死に作られている姿があちらこちらで見られました。
いくつになっても「物づくり」には魅力がありますね。「うまくいかない。」「どうしてかな?」と考えるところから始まり、手を真っ白にしたり、真っ黒にして試行錯誤していきます。そして完成した後の達成感は格別です。実は、週末の「すりこぎとんぼ」もなかなか羽が回りません。私もいくつか作ったのですが、最初はうまくいきませんでした。あれこれと削っていくうちに、羽根がクルクルと回ったときはなかなかうれしいものです。これまでのワークショップでは、子どもたちも大人の方々も自分なりの形を作り出し、作る過程で会話が生まれていました。夏休み中の絵日記の1ページに加わったことでしょう。
3.夜の博物館探検隊(8/14 san.18:00〜)懐中電灯片手に探検しました
納涼特別企画として「夜の博物館探検隊」を実施しました。当初、申し込みが少なかったのですが、当日申し込みも増えて32名の方が参加されました。
18:00、2階の会議室をスタートし1階の常設展示室、体験学習室、特別展示室。その後地下の収蔵庫や倉庫を探検しました。2人一組で博物館に関するクイズを解きながら探検をしたのですが、暗闇に浮かぶ展示資料や収蔵資料にワクワク、ドキドキしながらの楽しいひと時になりました。クイズ正解者はわずかに3人、かなりの難問(全14問)ぞろいですよ。
例:問題1【常設展示室テーマ1より】10万年前の地形で、今の明石は陸地でしょうか、それとも海の底でしょうか?
次回の「探検隊」(実施日は未定)に子どもたちと一緒に参加しませんか?
4.くらしのうつりかわり展 申し込み開始間近です!!
毎年恒例の「くらしのうつりかわり展」の学校団体申し込み開始が間近となりました。学校内で日程調整をされてお申し込みください。
申し込み開始日:9月1日(水) 午前9:00 より
電話受付のみ :078−918−5400 ・ 078−918−5405
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明石市立文化博物館
編集 永田 浩史