文化博物館だよりNo.27

みなさん、こんにちは。
新学期が始まり、1週間経ちました。先生方も子どもたちも少〜し疲れが出てくるころかも知れませんね。今日は朝から雨模様でしたが、新年度最初の「学校利用」がありました。
1.ミニミニギャラリートーク(県立神戸聾学校中学部の生徒たち)

4月14日(水)午後から校外学習で来館されました。午前中は天文科学館で「星の投影」を見られたようで、昼からは博物館で「日本画鑑賞と歴史学習」という盛りだくさんの内容だったようです。
■開催中の「日本の美を彩る三巨匠展」では、即席の「ミニミニギャラリートーク」を実施しました。解説を少ししたあと、生徒の興味をひきそうな「日本画」の前で、絵に描かれた「季節」を質問したり、「動物」を探したりと楽しいひと時を過ごせたようです。パンフレットや出品目録に載っている「絵」を探し出そうと一生懸命に観覧されていました。中でも、横山大観の「無我」の前では、教科書に載っている作品と出会えたことで、驚きの声があがりました。「本物」のもつ力、教科書の力でしょうか。
▲ 2階ギャラリー ▲ 1階特別展示室

■常設展示室をしっかりと見学したあとは、体験学習室で「火起こし体験」や今回初登場の「紙ツバメ・すりこぎトンボ」をためして遊びました。生徒たちに負けまいと一緒になって夢中で遊ぶ先生方の姿もいいものです。
■春の「校外学習」もそろそろ始まりそうです。6年生の歴史学習の導入として計画されている学校が多いようですね。
2.2階テラスから明石の街並みを描く(神戸百景を描こうグループ)
「神戸百景を描こう」という水彩画のグループの方々が、明石公園で水彩画を描こうと計画されていたようですが、あいにくの雨のため急遽、博物館のテラスで活動されました。曇っていたので明石大橋までは見えなかったのですが、テラスから見える街並みを思い思いの構図で画面に納めておられました。眺めはけっこういいですよ。   
▲ 東側テラスで

西側のテラスからは明石公園の緑やJRのあたりがよく見えます。

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編集 永田 浩史