文化博物館だより No.18
みなさん、こんにちは。
2月に入り、暦の上では立春を迎えましたが、寒さが続いています。でもときどき、
気温の高い日、空気のにおいに「春のにおい」を感じるのは私だけでしょうか?
2月7日(土)より、2004企画展「くらしのうつりかわり展」〜くらしを支えた
道具とあかり〜が始まりました。初日から大勢の方にご観覧いただき、賑わいを見せ
ています。2月10日(火)から市内外の小学生が校外学習にやってきますが、下見
の先生方もちらほらこられて、学習の計画を練っておられました。
1.「くらしのうつりかわり展」観覧申し込み受付中
本年はサブタイトルを“くらしを支えた道具とあかり”と題し、子どもたちが毎日の
生活の中で接している様々な道具とあかりの歴史をさぐり、昭和の時代をくらしの道
具と照明器具の変化を中心に展観いたします。
当館所蔵の「灯火具」に加え、加古川にある「あかりの鹿児資料館」の協力も得て、
貴重な「灯火具」をお借りして展示します。
朝のはじまりから使う道具たち、昔の教室や居間、駄菓子屋さんの再現コーナー、道
具を触って体験できるコーナーなどなど盛りだくさんの展示内容になっています。
▲ はかってみようのコーナー | ▲ 茶の間のコーナー |
体験学習室では、あかねが丘学園の学習支援ボランティアの方が打ち合わせに来ら
れ、「むかしあそび」の練習をされていました。
子どもたちに「むかしあそび」を伝授する姿は、たのもしく、生き生きとしておられ
ました。来週からの本番が楽しみです。
▲ 体験学習室であかねが丘の方と | ▲ まちかど写真館 |
当館入口のロビーに再現された板塀に展示した「昭和30年代の写真」も好評です。
電信柱と電線にとまっている「すずめ」も必見ですよ。
◆期間中の催し
あかねが丘学園の方々による「むかしあそび」今年は、「あかり」というテーマに
絡め、「手をつかった影絵」も実演されます。:平日の火曜・金曜予定
紙芝居:平日の数日
◆特別企画(電話予約を2月1日から受け付けています)
2月14日(日)・28日(日)14:00〜 あかりの体験教室(あかりの鹿児
資料館学芸員の方が昔の灯火具にあかりを灯し、実演されます。)
2月29日(日)11:00〜 14:00〜 うさぎ文庫さんによるおはなし会
(影絵・ブラックライトシアター・布紙芝居など)
◆学社融合授業
2月17日(火)明石市立貴崎小学校・明石市立山手小学校の3年生(この日は、
館内整理日で休館日です)
2月26日(木)27日(金)中崎小学校の6年生
※先生方のご観覧も歓迎いたします。
2.「くらしのうつりかわり展」事前見学会
2月10日(火)15:30〜
学習の参考にしていただくために、事前見学会を予定しております。学習サポート
として「ワークシート」も試作しています。
ワークシートは、当館のホームページからダウンロードできるようにしました。
http://www.edi.akashi.hyogo.jp/bunpaku/
見学会、ワークシート等についてご質問がありましたら、お問い合わせください。
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明石市立文化博物館
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編集 永田 浩史