文化博物館だより No.17

みなさん、こんにちは。
本格的な寒さが日本列島を包んでいます。いかがお過ごしでしょうか?
1月26日(月)は文化財防火デー。当館は月曜休館日のため、先週末に市内各地の指
定文化財や社寺を点検するため、「文化財愛護パトロール」を実施しました。貴重な
文化財の保護に努めているところです。

1.新春特別展 佐川美術館所蔵 「平山郁夫展」
1月4日(日)〜2月1日(日)
1月27日(火)10:30、「一万人目の入場者」を記録しました。明石市大蔵谷
に、お住まいの80歳になられる男性の方でした。日頃から当館で開催される展覧会に
はほとんど観覧されておられるようで、館長から記念証と記念品を贈られ、喜んでお
られました。

▲ 記念品の授与

2.「くらしのうつりかわり展」観覧申し込み受付中
本年はサブタイトルを“くらしを支えた道具とあかり”と題し、子どもたちが毎日の
生活の中で接している様々な道具とあかりの歴史をさぐり、昭和の時代をくらしの道
具と照明器具の変化を中心に展観いたします。
当館所蔵の「灯火具」に加え、加古川にある「あかりの鹿児資料館」の協力も得て、
貴重な「灯火具」をお借りして展示します。
朝のはじまりから使う道具たち、昔の教室や居間、駄菓子屋さんの再現コーナー、道
具を触って体験できるコーナーなどなど盛りだくさんの展示内容になる予定です。


※ これらの写真が何か分かりますか?「わかったどー」という方。また、これらの
古い道具たちにまつわる体験やお話がありましたらお聞かせください。
返信先:gata8600@city.akashi.hyogo.jp


また、当館入口のロビーには、昔の街角にあった板塀を再現し、「街角写真館」とし
て館所蔵の「昭和30年代の写真」を展示する計画です。

▲ 昭和30年代、明石駅南側の交差点付近

◆期間中の催し
 あかねが丘学園の方々による「むかしあそび」今年は、「あかり」というテーマに
絡め、「手をつかった影絵」も実演されます。:平日の火曜・金曜予定
 紙芝居:平日の数日
◆特別企画(電話予約を2月1日から受け付けます)
 2月14日(日)・28日(日)14:00〜 あかりの体験教室(あかりの鹿児
資料館学芸員の方が昔の灯火具にあかりを灯し、実演されます。)
 2月29日(日)11:00〜 14:00〜 うさぎ文庫さんによるおはなし会
(影絵・ブラックライトシアター・布紙芝居など)
◆学社融合授業
 2月17日(火)明石市立貴崎小学校・明石市立山手小学校の3年生(この日は、
館内整理日で休館日です)
 2月26日(木)27日(金)中崎小学校の6年生

市内外小学校からの観覧予約が6500人を超えました。観覧ご希望の学校がありま
したら、電話でお問い合わせください。日程調整をいたします。

3.「くらしのうつりかわり展」事前見学会(学校向け)
 2月10日(火)15:30〜
 学習の参考にしていただくために、事前見学会を予定しております。学習サポート
として「ワークシート」も試作しています。
 見学会、ワークシート等についてご質問がありましたら、お問い合わせください。

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明石市立文化博物館
〒673-0846
明石市上ノ丸2丁目13番1号
TEL 078-918-5400
FAX 078-918-5409
編集 永田 浩史