文化博物館だより No.12

1.放課後に博物館で調べ学習
みなさんこんにちは
あいにくの雨の週末でしたが、いかがお過ごしでしょうか?
11月28日(金)の16:00くらいに人丸小学校の3年生5人が博物館にやってきました。
企画展の中を熱心に見学して、いろいろと「質問」をしてくれました。
総合学習の中で「人丸っ子タイム」というものがあるようです。魚や公園、明石原
人、明石ゾウ、魚の棚など明石の町について、グループごとに調べ学習をしているそ
うです。

▲ 到着後、質問内容の確認をしています。 ▲ 博物館の主査から説明です。
(中学校の先生もいます)
▲ 目がどんどん輝いてきます。 ▲資料整理の担当者にも質問です。

この日、館にやってきたのは「明石城」についてのグループでした。
最初は質問も戸惑っていて、聞いたことをうまくまとめられずに、メモ帳に書かれた
文字は1行しかありませんでしたが、「明石城を建てた人は?」「お城の特徴は?」
などなど質問を繰り返し、説明をじかに聞いていくと、子どもたちの目が輝き、どん
どんメモ帳が自分たちの文字でうまっていきました。
この日は明石市中学校社会科研修講座も当館の準備室で開かれており、急遽その研修
に参加されていた中学校の先生方にも小学生への対応をお願いしました。日頃接して
いる中学生とはまた違った新鮮さがあったようです。
17:00まで常設展示のコーナーを見学し、ロビーに出てくるとそこには子どもたちの
お父さんが待ってくれていました。明石城の石垣にある刻印も見に行きたかったよう
ですが、雨が降り、暗くなってきたので、文字でいっぱいになったメモ帳をしっかり
と握りしめ、お父さんと家路につきました。
放課後の短い時間ですが、子どもたちにとっては自分たちで計画し、調べていこうと
いう意欲があります。歴史学習の始まりでもあり、人との出会いを学ぶ学習とも言え
ます。
学校でのまとめが楽しみですね。

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明石市立文化博物館
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明石市上ノ丸2丁目13番1号
TEL 078-918-5400
FAX 078-918-5409
編集 永田 浩史