企画展 化石展-化石が語る生物の進化と太古の明石―ひとはくキャラバンin明石2006年07月22日~2006年08月31日

私たちは化石によって、人類が誕生する遥か以前から、地球上に生物が存在していたことを知ることができます。
生物がその誕生から現在まで、どのような進化をたどってきたのか、多くの情報が化石によってもたらされてきました。 明石でも市内及びその周辺からゾウ・植物・貝など生物の化石が数多く見つかっており、これらの化石から太古の明石のすがたが明らかになってきました。
本展覧会では、三葉虫・アンモナイト・恐竜など、古生代から新生代までの代表的な化石を展示すると共に、アケボノゾウ(アカシゾウ)・舞子貝層の貝化石など、明石市内や周辺地域から見つかった化石を展示します。

【化石が語る生物の進化】
5億7千万年前から始まる古生代の三葉虫や中生代のアンモナイトなど、各時代を代表する化石を展示します。
また、化石の産地として有名なドイツのゾルンホーフェンで見つかった翼竜の化石や珍しいイカの化石、同じくドイツのメッスルで見つかった魚やこうもりの化石もご紹介します。
その他、トリケラトプス(頭部)や魚竜、翼竜などの恐竜化石(レプリカ)もやってきます。

【ゾウの進化とアケボノゾウ】
今から約200万年前、日本の気候は今より温暖で、ゾウなどの哺乳類が生息していました。
明石でも日本固有のゾウで現在は絶滅した種であるアケボノゾウの化石が数多く見つかっています。
ここでは、アケボノゾウ・ナウマンゾウなど明石で見つかったゾウ化石の他、マンモスの歯や世界各地のゾウ化石を展示し、その進化の謎にせまります。

観覧料 大人 : 200円 大高生 : 150円 中小生 : 100円
・20人以上の団体は2割引
・65歳以上の方100円(要証明・他の割引と併用できません)
・障害者手帳等をお持ちの方 各料金より半額
(要証明・他の割引と併用できません)
・小中学生は「のびのびパスポート」が利用できます
開催場所 明石市立文化博物館
開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週月曜日・第3火曜日
問い合わせ 明石市立文化博物館(078-918-5400)

関連イベント

■関連イベント

【石膏を使って、アンモナイトや三葉虫など化石のレプリカをつくってみませんか?】(終了)
日時 平成18年8月6日(日)
  午後1時30分から
会場 当館2階 会議室
講師 三枝 春生 氏
(兵庫県立人と自然の博物館 研究員)
申込み お電話でお申し込みください
(7月1日より受付開始)
料金 500円(別途観覧料が必要です)