文化博物館だより No.24

みなさん、こんにちは。
いよいよ明日は市内中学校の卒業式。ちょっと天気が気になりますが、春の訪れを感
じる雨です。

1.「くらしのうつりかわり展を開こう」学社融合授業(博物館・附属小学校3、4
年生・あかねが丘の連携)
附属小の3,4年生が画用紙にまとめた「くらしのうつりかわり」を会議室に掲示
し、館からは掲示物の前に「実物」を展示して、広く来場者の方々に観覧いただきま
した。
午前中はあかねが丘の方々も観覧され、"自分たちの話したこと”がどのようにまと
まられたのか、興味津々で見ておられました。また、保護者の方も来られ、短期間の
学習でしたが、よくまとまっている掲示物を感心して見ておられました。展示風景を
ビデオに収めているお母さんもおられました。

▲ 自分たちのまとめの前で ▲ 友だちの作品の前で
▲ べーゴマには人だかり ▲ しっかり書けてるなぁ〜

会議室でまとめを見たり、1階の特別展示室で「昔の道具」を見たり、体験コーナー
の道具を使ったりと、短時間でしたが有意義な時間を過ごすことができました。
他のグループがまとめたものに対して、短いコメントをワークシートに書き込んでい
る子どもたちもたくさんいました。評価しあうことも大切な学習活動です。
子どもたちのまとめには、「今の時代は便利になった。」という意見が多かったので
すが、「昔の時代に生まれたかった人はいますか?」との問いに、「はーい。」とい
う子どもたちもたくさんいました。
理由は、「昔の遊びが楽しそう。」「駄菓子屋さんがあったから。」などなど。
おじいさんやおばあさんの時代、お父さんやお母さんの時代、そして、"今を生きて
いる”自分たちの時代が連綿と続いていること。人の知恵と工夫で様々な道具を生み
出し、改良を加えてきたこと。今後、いろいろな角度から学習が発展していきそうで
す。
今回、展示した掲示物は後日、あかねが丘学園でも展示されるようです。いい形での
交流が続いて欲しいと思います。

2.観覧者数 10,000人を突破!!「くらしのうつりかわり展」
2月7日から開催している「くらしのうつりかわり」展の観覧者が10,000人を
超えました。市内・外合わせて70を超える小学校から連日、子どもたちが学習に訪
れました。
一生懸命メモをとる姿、汗をかきながら遊びに熱中する姿、いろいろと質問をしてく
れる姿、たくさんの顔がありました。落し物も毎日たくさんありましたが‥‥‥。
3月21日(日)までの開催になっています。今回、観覧されなかった小学校の先生
方、ぜひ一度ご来場ください。

▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

明石市立文化博物館
〒673-0846
明石市上ノ丸2丁目13番1号
TEL 078-918-5400
FAX 078-918-5409
編集 永田 浩史