文化博物館だよりNo.64

みなさん、こんにちは。
雨模様の日が続いていますが、少しずつ日も長くなり、暖かくなってきている気がします。
今日は学社融合授業の報告です。

1.その時、明石は!(中崎小学校6年生)
2月17日(木)18日(金)の二日間、中崎小学校6年生(2クラス44人)が博物館2階大会議室で、「その時、明石は!」と題した学社融合授業を展開しました。
昨年の2学期から調べ始めた歴史学習の成果を展示と発表で披露しました。
くらしのうつりかわり展で博物館を訪れた小学生や保護者の方々、またお世話になったゲストティーチャーの先生にも発表を聞いてもらいました。
各コーナーでは、クイズや寸劇で明石の歴史を紹介し、分かりやすく伝えようという努力が表れていましたよ。
地域に刻まれた歴史を掘り起こし、身近なものに感じられたのではないでしょうか?
3年生を引率して見学された先生方も、6年生が発表する姿を見て、「しっかりしてるなー。」と感慨深げな様子でした。
6年生もこの経験を次のステップにつないで、中学校でも学習をさらに深めてくれることを期待しています。

▲ 柿本人麻呂について ▲ クイズに参加
▲年表を使って発表
(武士と貴族の生活について)
▲ 手作りのやきもの
(ずらりと並んだやきものは秀作ぞろい!)

2.第54回明石市幼・小・中・養護学校美術展 開催中!
今年も、明石市の学校園からたくさんの作品が集まっています。
先週は幼稚園の園児たちの作品が展示され、多くの保護者の方々が見学に来館されました。
現在は、中学校の部が開催中で、各学校から非常にレベルの高い作品が会場中にあふれています。
見学に訪れた神戸市の小学生たちも「すごいなー。」とため息をもらし、目の前の作品に釘付けになっていました。(中学校の部は20日まで)
来週は小学校と養護学校の部となります。(2月24日から27日まで)
子どもたちの作品から創作のエネルギーと夢の世界を感じてください。

▲ 幼稚園の部
▲ 中学校の部

土・日の観覧は大変混雑します。当館の駐車場もすぐに満車になってしまいますので、できるだけ公共の交通機関でお越し下さい。

◆天文科学館の学社融合授業(中崎小学校5年生)も、うまくいったようでよかったよかった。
新聞の夕刊に大きく取り上げられていましたな。技術の進歩、デジタルの世界の力はすごいものですね。
博物館の展示室には、柱時計があります。
「カチカチ」と時を刻み、「ボーン、ボーン」と時を知らせています。
アナログの世界とデジタルの世界という対比がおもしろいと思いませんか?

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明石市立文化博物館
編集:永田浩史