文化博物館だより No.9

みなさんこんにちは
天文科学館だよりの太陽情報おもしろそうですね。太陽の黒点があんなにくっきりと
写るのですね。驚きです。
次回はお月さんの写真も登場しそうなので楽しみです。

さて、今日は秋季特別展を活用して文化博物館で行われた二つの授業をご紹介しま
す。
いずれも小学校の図工科、総合学習で行われた「美術作品の鑑賞授業」です。

1.単元名「附小子ども美術館」 
   10月23日(木)実施
神戸大学附属明石小学校4年生(2クラス・80名)
2/20時間
美術館や博物館って何だろう?から始まり、館の役割を知り、作品を調べ、学校で作
品(レプリカを作成)を展示・解説するという計画です。
当日は「本物」を鑑賞し、学芸員から絵の解説(印象派の作品1点と抽象画1点)や
展示するときの注意点など、ひとつの展覧会が開かれるまでの裏話も聞きました。
子どもたちも静かな雰囲気の中で目を輝かせ、「絵」からのメッセージをひとりひと
りが受けとめていたようです。
これからの授業展開が楽しみな学習活動でした。

2.ギャラリートーク
学習活動名「見て・感じて・発見しよう!美術作品との心の対話」 10月29日
(水)実施
神戸市立太山寺小学校5・6年生(24名)
アメリア・アレナス氏の提唱する「対話型鑑賞法」による新しい形の作品鑑賞です。
作家や作品についての予備知識なしに作品そのものから感じたことを自分の言葉で発
します。友達との意見交換で共感したり、違いを発見したりするものです。
当日は、印象派の作品1点と抽象画1点を取り上げて「ギャラリートーク」が始まり
ました。静かな雰囲気の中、少人数の子どもたちでしたが、思い思いの感想を言葉で
表現し、意見を交わしていました。友達と共感したり違いに気が付いたことでしょ
う。

◆「こんな授業がしたいのですが‥‥‥」一本の電話をきっかけに学校と博物館が連
携していきました。
日程や時間の調整、当日の学習活動等しっかりした打合せが必要ですが、学校も博物
館も双方向で開かれたものになるために連携していきたいものです。
詳しい学習内容等はお問い合わせください。

3.「くらしのうつりかわり展」観覧申し込み受付中

平成16年2月〜3月に、当館で毎年開催しております企画展「くらしのうつりかわり
展」(小学校3・4年生の社会科学習参考展)の観覧予約の受付が9月2日(火)から
始まっております。
すでに多くの小学校から申し込みが届いております。各学校・園のご来館日程を調整
させていただきますので、電話でお申し込み下さい。

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明石市立文化博物館
〒673-0846
明石市上ノ丸2丁目13番1号
TEL 078-918-5400
FAX 078-918-5409
編集 永田 浩史